2026.06.24
感染症トレンド

手足口病の患者数が急増。9県で警報レベルを超える水準に

国立健康危機管理研究機構が毎週発行している感染症週報を元に、みてねコールドクターでは月に一度、全国の感染症の最新情報をお届けします。

◆全国の各感染症の状況

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2026年6月第2週(6月8日〜6月14日)の最新データでは、感染性胃腸炎、手足口病、ヘルパンギーナ、水痘などの感染症が増加傾向でした。

特に増加幅が目立つのは手足口病とヘルパンギーナです。夏の時期に流行しやすい感染症であるため、今後の感染拡大に注意が必要です。


♦️手足口病の患者数が増加。九州地方や中国地方では警報レベルを超える地域も

手足口病の患者数が例年よりやや多くなっています。全国の定点あたり報告数は2.75で、流行した2019年を超えるほどではありませんが、患者数が急速に増えているため今後の感染拡大が懸念されます。

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最も報告数が多いのは大分県の15.89で、手足口病の警報レベルの基準である「5.0」を大きく超えました。次いで島根県、鹿児島県、熊本県など、9県で警報レベルを超えています。特に小さなお子様で感染が広がりやすいため、保育園や幼稚園など、周囲の流行状況に注意してください。

💬手足口病とは?

手足口病はその名の通り、手、足、口に発疹が出る病気です。発疹の痛みや発熱を伴うこともあります。乳幼児に多い病気ですが、大人にも感染することがあります。
   
主な感染経路は、咳やくしゃみといった飛沫感染、便からの感染です。
予防策としては、手洗い、うがいといった基本的な対策をしっかりと行うことが大切です。
   
感染した場合は、手足口病に対する特別な治療方法はないため、対症療法を行いつつ自分の免疫力で治るのを待つことが主な治療となります。発疹に対しても特に薬はなく、清潔を保ち自然に治るのを待ちましょう。多くは1週間〜10日程で良くなります。
  
【関連記事】
夏風邪の代表!「ヘルパンギーナ」と「手足口病」
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♦️感染性胃腸炎は横ばい

感染性胃腸炎は、全体傾向としては患者数が多いものの、過去の同時期の患者数と比較すると例年通り〜やや低い水準となっています。ただ、冬のイメージの強い胃腸炎ですが、夏にも感染性胃腸炎にかかる方が多くなります。もし症状が出てしまったら、感染予防策を徹底し、流行を広げないようにすることが大切です。

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【関連記事】
夏にも注意!感染性胃腸炎とは?
https://calldoctor.jp/news/article/1828/


手足口病だけではなく、溶連菌感染症、ヘルパンギーナ、アデノウイルス感染症など、夏に流行しやすい感染症に注意が必要な時期です。

手洗いやうがい、咳エチケット、無理のない範囲でのマスク着用といった基本的な感染予防策を継続し、体調を崩さぬようお気をつけください。

◼️感染症週報とは?
国立健康危機管理研究機構が毎週発表する、さまざまな感染症の1週間の動向がまとめられたものです。
https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idwr/index.html

◼️定点あたり報告数とは?
全国の指定された医療機関から報告される感染者数を医療機関の数で割った数値です。


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・オンライン診療でのお薬の受け取り方
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