
国立健康危機管理研究機構が毎週発行している感染症週報を元に、みてねコールドクターでは2週間に一度、全国の感染症の最新情報をお届けします。

2026年5月第2週(5月11日〜5月17日)の最新データでは、感染性胃腸炎、溶連菌感染症、手足口病、ヘルパンギーナ、水痘、などの感染症が増加傾向でした。
手足口病やヘルパンギーナは、患者数はまだ多くはありませんが、夏の時期に流行しやすいため注意が必要です。
感染性胃腸炎は、全体傾向としては患者数が多いものの、過去の患者数よりは比較的低い水準となっています。ただ、冬のイメージの強い胃腸炎ですが、夏にも感染性胃腸炎にかかる方が多くなります。もし症状が出てしまったら、感染予防策を徹底し、流行を広げないようにすることが大切です。

【関連記事】
夏にも注意!感染性胃腸炎とは?
https://calldoctor.jp/news/article/1828/

溶連菌感染症の患者数が例年よりやや多くなっています。全国の定点あたり報告数は3.02で、流行した2023〜24年を超えるほどではありませんが、過去10年の平均値よりは患者数が多い傾向にあります。これからの時期に感染が広がりやすいため、注意が必要です。
💬溶連菌感染症とは
溶連菌感染症は「溶血性レンサ球菌」と呼ばれる細菌による感染症です。感染して2~5日の潜伏期間を経て、発熱、倦怠感、喉の痛み、イチゴ舌(舌の表面がイチゴのように赤くブツブツする)といった症状を引き起こします。38度〜39度の高熱と、喉の赤みや痛みが強くなりやすいのが特徴です。
溶連菌感染症が最も多く見られるのは小学生です。3歳以下の乳幼児や大人は感染しても典型的な症状が出ないケースもあります。
主な感染経路は飛沫感染と接触感染です。感染予防策としては手洗いうがいや咳エチケットが有効です。身近に感染者がいる場合や、周囲で流行している場合は、日頃から予防策を徹底しましょう。
もし溶連菌感染症が疑われる症状が出てしまったら、お近くの医療機関を受診しましょう。治療には抗菌薬が処方されます。お薬を飲み始めると数日で症状が改善していきますが、処方された抗菌薬は必ず全て飲み切るようにしましょう。
溶連菌感染症については以下の記事でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
【関連記事】
溶連菌感染症について
https://calldoctor.jp/news/article/55/

現在、国内で麻疹(はしか)の患者数が増加しています。5月第2週の患者数は全国で17人で、累計患者数は498人となりました。
麻疹はワクチンで確実に予防できる感染症ですが、かかってしまうと重症化や重い後遺症を残すことがあるため、適切な予防策をとることが重要です。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
麻疹(はしか)の流行に注意!症状・予防・ワクチンの基本
https://calldoctor.jp/news/article/2788/
手洗いやうがい、咳エチケット、無理のない範囲でのマスク着用といった基本的な感染予防策を継続し、体調を崩さぬようお気をつけください。
◼️感染症週報とは?
国立健康危機管理研究機構が毎週発表する、さまざまな感染症の1週間の動向がまとめられたものです。
https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idwr/index.html
◼️定点あたり報告数とは?
全国の指定された医療機関から報告される感染者数を医療機関の数で割った数値です。
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・みてねコールドクター【オンライン診療】のご紹介
https://calldoctor.jp/news/article/50/
・「オンライン診療、どうやって診てもらうの?」受診の際のポイントを医師が解説
https://calldoctor.jp/news/article/71/
・オンライン診療でのお薬の受け取り方
https://calldoctor.jp/news/article/177/
