2026.03.11
感染症トレンド

インフルエンザの流行は収束に向かう。感染性胃腸炎の患者数は例年の1.5倍

国立健康危機管理研究機構が毎週発行している感染症週報を元に、みてねコールドクターでは2週間に一度、全国の感染症の最新情報をお届けします。

◆全国の各感染症の状況

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2026年2月第3週(2月16日〜2月22日)の最新データでは、感染性胃腸炎、溶連菌感染症などの感染症が増加傾向でした。

♦️インフルエンザの患者数は2週連続で減少

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インフルエンザは1月後半から流行が再燃し患者数が急激に増加したものの、2週間連続で患者数は減少しており、流行は収束に向かいそうです。

しかし油断は禁物。定点あたり報告数は1医療機関当たり34.54人で、警報レベル「30」を超える水準であり、注意が必要です。
お住まいの自治体からの発信情報や、学校や職場など周囲の感染状況に注意してお過ごしください。

📝インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が比較的急速に現れるのが特徴です。

あわせて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。全く症状のない場合や、風邪のような症状のみでインフルエンザに感染したことに気が付かない場合もあります。

主な感染経路は飛沫感染です。咳やくしゃみ等の症状のある時は、家族や周りの方へうつさないように、咳エチケットを徹底しましょう。

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📝治療薬と検査について

治療薬には、タミフル、リレンザなどの抗インフルエンザ薬があります。発症から48時間以内に服用を開始することで、発熱期間の短縮や、鼻や喉からのウイルス排出量も減少する効果が期待できます。

抗原検査をする場合、発症直後では陽性とならない場合があるため、38度以上の発熱から8時間以降の検査が望ましいです。

抗原検査で陰性となった場合でも、症状や、周囲の感染状況などを医師が総合的に判断して、診察の上で抗インフルエンザ薬が処方できる場合もあります。

なお、抗インフルエンザ薬は、発症から48時間を過ぎてから服用を開始しても十分な効果は期待できません。用法、用量、期間(服用する日数)を守って服用することが重要です。

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♦️感染性胃腸炎の患者数は例年の1.5倍

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感染性胃腸炎は、1医療機関当たりの患者数が8.02人となり、同時期の患者数としては約1.5倍の高い水準となっています。
警報レベル基準の「20」は超えていませんが、十分な注意が必要です。

感染性胃腸炎は感染力が強く、集団感染が発生しやすいです。周囲の感染状況に注意するとともに、近くに感染者がいる場合は予防策を徹底してください。

📝感染性胃腸炎とは

感染性胃腸炎とは、ウイルスや細菌などの病原体に感染することによって起こる胃腸炎です。代表的な原因となる病原体は、ノロウイルス、ロタウイルスなどがあります。
症状は病原体により異なりますが、吐き気、嘔吐、下痢、発熱、腹痛などがみられます。

📝予防策

感染予防策としては手洗いや身の回りの消毒、食品は生食や半生食を避け加熱調理を行うことなどが有効です。

もし感染してしまったら、軽度な場合は自宅で安静にし、水分補給をしっかり行いましょう。

家庭内で感染者がいる場合は、手袋やマスクなどで感染予防をし、嘔吐物などを直接手で触れないように注意してください。感染力が非常に強いため、二次感染を防ぐことが重要です。

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家族の病気豆知識「知っておきたい手洗いの重要性」
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手洗いの効果や具体的な方法、「ハンドソープとアルコールとどちらが効果的でしょうか?」などを医師がご紹介しています。


例年にない流行を見せたインフルエンザは、ようやく収束に向かいそうですが、引き続き注意をしてください。
季節の変わり目で、寒暖差による風邪を引きやすいこの時期。手洗いやうがい、咳エチケット、無理のない範囲でのマスク着用といった基本的な感染予防策を継続し、体調を崩さぬようお気をつけください。

◼️感染症週報とは?
国立健康危機管理研究機構が毎週発表する、さまざまな感染症の1週間の動向がまとめられたものです。
https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idwr/index.html

◼️定点あたり報告数とは?
全国の指定された医療機関から報告される感染者数を医療機関の数で割った数値です。

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・みてねコールドクター【オンライン診療】のご紹介
https://calldoctor.jp/news/article/50/
  
・「オンライン診療、どうやって診てもらうの?」受診の際のポイントを医師が解説
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・オンライン診療でのお薬の受け取り方
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