2026.01.28
感染症トレンド

感染性胃腸炎が増加傾向。インフルエンザは各地で学級閉鎖も

国立健康危機管理研究機構が毎週発行している感染症週報を元に、みてねコールドクターでは2週間に一度、全国の感染症の最新情報をお届けします。

◆全国の各感染症の状況

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2026年1月第3週(1月12日〜1月18日)の最新データでは、感染性胃腸炎、溶連菌感染症、RSウイルス感染症、インフルエンザなどの感染症が増加傾向でした。
昨年11月〜12月にかけて流行したインフルエンザの患者数は減少しましたが、現在も注意報レベルを維持しており、完全な収束には至っていません。

♦️インフルエンザ患者数は注意報レベルが続く。各地で学級閉鎖も

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インフルエンザの定点あたり報告数は1医療機関当たり11.33人となりました。

昨年11月〜12月にかけての流行時と比較すると患者数は大きく減少していますが、それでも注意報レベル「10」を上回る水準が続いています。

都道府県別に見ると九州地方で患者数が多い状況が続いており、特に宮崎県や鹿児島県は警報レベル「30」の水準を記録したため、引き続き注意が必要です。

また、都道府県単位では流行が収束していても、学校や保育園、職場などで局所的にインフルエンザが流行している場合もあります。

📢花巻市の小学校で学級閉鎖 インフルエンザによる休業措置 計128人がり患 今季のべ473件目
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2427973?display=1

📢岡山県内20校園で集団風邪
https://www.sanyonews.jp/article/1864248?kw=インフル

📢インフルエンザ52人感染、沖縄の児童施設 本島10校で学級閉鎖
https://ryukyushimpo.jp/national/entry-4983380.html

油断せず、お住まいの自治体や周囲の流行状況に注意してお過ごしください。

📝インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が比較的急速に現れるのが特徴です。

あわせて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。全く症状のない場合や、風邪のような症状のみでインフルエンザに感染したことに気が付かない場合もあります。

主な感染経路は飛沫感染です。咳やくしゃみ等の症状のある時は、家族や周りの方へうつさないように、咳エチケットを徹底しましょう。

【関連記事】
小児科医Q&A「子どものインフルエンザ、いつ受診する?いつ登園できる?よくある質問」
https://calldoctor.jp/news/article/2191/

インフルエンザにかかったら…家庭内感染を防ぐポイント
https://calldoctor.jp/news/article/573/
  
   
📝治療薬と検査について

治療薬には、タミフル、リレンザなどの抗インフルエンザ薬があります。発症から48時間以内に服用を開始することで、発熱期間の短縮や、鼻や喉からのウイルス排出量も減少する効果が期待できます。

抗原検査をする場合、発症直後では陽性とならない場合があるため、38度以上の発熱から8時間以降の検査が望ましいです。

抗原検査で陰性となった場合でも、症状や、周囲の感染状況などを医師が総合的に判断して、診察の上で抗インフルエンザ薬が処方できる場合もあります。

なお、抗インフルエンザ薬は、発症から48時間を過ぎてから服用を開始しても十分な効果は期待できません。用法、用量、期間(服用する日数)を守って服用することが重要です。
   
【関連記事】
みてねコールドクター通信「今から始めるインフルエンザ対策」
https://calldoctor.jp/news/article/76/

インフルエンザと風邪の違いは?知っておきたいインフルエンザ基礎知識
https://calldoctor.jp/news/article/343/
  
 
📝検査キット購入キャンペーン

「みてねコールドクター」では、日本調剤と連携し、インフルエンザ・コロナ同時検査キットを20%OFFで購入できるキャンペーンを開始しました。

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オンライン診療のご利用イメージ
1.あらかじめ自己検査キット(※1)を準備
2.インフルエンザかも?と思ったら自己抗原検査を実施(※2)
3.陽性判定の結果をもとにオンライン診療を受診
4.医師による処方(※3)
5.お薬を近隣薬局または配送(※4)で受け取り

※1 自己検査キットは「研究用キット」等も販売されていますが、性能等が国に承認された「体外診断用医薬品」または「第1類医薬品」と表記があるものを選びましょう。
※2 検査のタイミングは一般的に、38度以上の発熱がみられてから8時間〜12時間程度経過してから実施すると、より正確な結果が出ると言われています。
※3 診断や処方は医師の判断によります。症状により、診断や処方ができない場合があります。
※4 処方薬の配送サービスは日本調剤と連携しています。配送エリアの詳細は、みてねコールドクターアプリまたはこちら(https://calldoctor.jp/news/article/1992/)をご確認ください。

♦️感染性胃腸炎が増加傾向

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感染性胃腸炎の患者数が年明け以降、増加傾向となっています。インフルエンザと比較すると患者数は少ないですが、これからさらに患者数の増加が予想されます。

冬場に流行しやすく、感染力も強い感染症であるため、今から注意をしておきましょう。

📝感染性胃腸炎とは

感染性胃腸炎とは、ウイルスや細菌などの病原体に感染することによって起こる胃腸炎です。代表的な原因となる病原体は、ノロウイルス、ロタウイルスなどがあります。
症状は病原体により異なりますが、吐き気、嘔吐、下痢、発熱、腹痛などがみられます。

📝予防策

感染予防策としては手洗いや身の回りの消毒、食品は生食や半生食を避け加熱調理を行うことなどが有効です。

もし感染してしまったら、軽度な場合は自宅で安静にし、水分補給をしっかり行いましょう。

家庭内で感染者がいる場合は、手袋やマスクなどで感染予防をし、嘔吐物などを直接手で触れないように注意してください。感染力が非常に強いため、二次感染を防ぐことが重要です。

■関連記事

みてねコールドクター通信「感染性胃腸炎について」
https://calldoctor.jp/news/article/46/

「吐瀉物のついた衣類や布団などはどのようにしたらいいですか?」「水分補給の際は、冷たい飲料と温かい飲料、どちらが良いですか?」など、よくある質問に医師がお答えしています。

家族の病気豆知識「知っておきたい手洗いの重要性」
https://calldoctor.jp/news/article/408/

手洗いの効果や具体的な方法、「ハンドソープとアルコールとどちらが効果的でしょうか?」などを医師がご紹介しています。


インフルエンザがようやく収束を迎えつつありますが、全国的にはまだ注意報レベルであり、油断は禁物です。

また、冬場は空気が乾燥することで感染症が広がりやすいため、インフルエンザ以外の感染症にも注意が必要です。

室内の適度な換気や加湿をしていただき、手洗い・うがい、咳エチケット、無理のない範囲でマスクの活用などの基本的な感染予防策を継続して、体調を崩さぬよう注意してお過ごしください。

感染症トレンドの次回更新予定日は2026年2月11日(水)です。

◼️感染症週報とは?
国立健康危機管理研究機構が毎週発表する、さまざまな感染症の1週間の動向がまとめられたものです。
https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idwr/index.html

◼️定点あたり報告数とは?
全国の指定された医療機関から報告される感染者数を医療機関の数で割った数値です。

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・みてねコールドクター【オンライン診療】のご紹介
https://calldoctor.jp/news/article/50/
  
・「オンライン診療、どうやって診てもらうの?」受診の際のポイントを医師が解説
https://calldoctor.jp/news/article/71/

・オンライン診療でのお薬の受け取り方
https://calldoctor.jp/news/article/177/

・インフルエンザ流行拡大中!検査キットなど早めの準備を
https://calldoctor.jp/news/article/2193/

・小児科医Q&A「子どものインフルエンザ、いつ受診する?いつ登園できる?よくある質問」
https://calldoctor.jp/news/article/2191/

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