2025.02.14
病気知識

寒波明けは花粉に注意!子どもの花粉症見分け方

寒波到来により、直近の花粉症飛散自体は落ち着いていましたが、この後寒波が緩むと同時に本格飛散が始まると予想されます。
今回は本格飛散前に、子どもの花粉症の見分け方についてご紹介します。

風邪の症状と似ているため、間違うことも多い花粉症。近年、花粉症で悩む子どもは増加傾向にあります。子どもは風邪をひく頻度が高いため症状がわかりにくく、また、典型的な症状があまり見られないケースもあるので、見分け方や調べ方を知っておくことが重要です。

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子どもは花粉症になる?

近年、花粉症にかかる子どもは増えており、発症率は大人と変わりません。(参考:鼻アレルギー診療ガイドライン-通年性鼻炎と花粉症-2020年版(改訂第9版):P10, 2020)

早い場合は2歳ごろから発症し、それ以降は年齢とともに発症率も増加していきます。
子どもの5~9歳の3人にひとり、10~19歳では2人にひとりが花粉症というデータもあります。

子どもの鼻水。これって風邪?花粉症?見分け方

①鼻水の状態を確認
子どもの花粉症でよく見られる症状は鼻づまりです。風邪の場合は黄色く、粘りのある鼻水ですが、花粉症の場合は透明でサラサラした鼻水が出ます。鼻づまりが原因で夜中に何度も目を覚ますことがあるので注意が必要です。

②目や皮膚をかいていないか確認
花粉症の場合、目や皮膚のかゆみが出ます。手で顔などをこすっていないか、注意して見てあげましょう。そのほかにも、むくみや目の充血、喉のかゆみや咳、皮膚が荒れるなどの症状が表れることもあります。

これらの症状は、我慢したり、鼻づまりなどの影響で夜眠れずに睡眠不足となり、昼間の活動に支障が出て集中力が低下する場合もあります。放置せず、一度病院を受診し相談してみましょう。

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大人と子供の花粉症、症状の違いは?

花粉症の主な症状といえば、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみですが、子どもの場合は、鼻づまりが多い傾向にあります。子どもの鼻は小さく、鼻の粘膜がむくむと空気の通り道が塞がれてしまうためです。
子どもが自分で「鼻がつまっている」と言えれば良いですが、うまく伝えられない年齢でも花粉症は起こります。
そこで、鼻がつまっているかどうか見分けるポイントとしては、口をあけているかどうかを確認しましょう。鼻で息がしづらくなっているときは、口呼吸が多くなっているはずなので、注意深く観察してあげてください。

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子どもが花粉症かどうか、病院での診断方法は?

花粉症の診断は症状や状況から医師が判断します。検査は必須ではありませんが、臨床診断が難しい場合には、血液検査など、いくつかの方法があります。注射が苦手な子どもでも検査できるものもあります。これらは、小児科や眼科、耳鼻科などで検査できます。

・採血によるアレルギー検査
アレルギーの有無に関わる抗体を調べる検査。どの種類のアレルゲン反応があるか、原因物質をはっきりさせることが出来るので、より適切な治療方法を見つけることができます。指先から少量の血液を採取するだけの子どもでも実施しやすい簡易検査もあります。

・鼻鏡検査
鼻水や鼻づまりがある場合は、鼻鏡を使って鼻の粘膜の色や腫れ具合を観察します。

・鼻中好酸球検査
鼻水を顕微鏡で観察して、好酸球の数を確認する検査。花粉が飛散している時期に好酸球が増加していると、花粉症の可能性が高いです。

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オンライン診療でいつもの花粉症のお薬を近くの薬局で受け取れます

子どもの花粉症治療は、通常は薬を用いて症状を抑え、経過を観察していきます。みてねコールドクターでは、花粉症治療薬の処方が可能です。
既に花粉症で処方されている場合はもちろん、花粉症になってしまったかも?という方でもご利用いただけます。
今の時期、耳鼻科が大変混雑するシーズンですが、オンライン診療であれば自宅に居ながら医師の診察を受けることができ、薬も近くの薬局で受け取ることができます。

お薬手帳の記録やマイナポータル内の薬剤情報のスクリーンショットで過去の処方歴が確認できれば、医師の判断により長期処方(最大60日)も可能です。お薬手帳をお持ちでない場合でも、最大7日分の処方が受けられます。

花粉症の薬が欲しいけど長時間病院で待つのは大変というときは、ぜひオンライン診療もご検討ください。

※処方に関しては最終的には医師の判断になるため、患者様の希望に沿えない可能性がある旨予めご了承ください

▼関連記事
花粉症については以下の記事でも詳しく解説しています。併せてご覧ください。

・【オンライン診療】いつもの花粉症のお薬を近くの薬局で受け取れます
https://calldoctor.jp/news/article/49/

・東京や横浜などでスギ花粉の飛散開始!オンライン診療で花粉症対策を
https://calldoctor.jp/news/article/903/

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お薬はお近くの薬局、または一部エリアではご自宅での受け取りが可能です。
どうぞご相談ください。

・みてねコールドクター【オンライン診療】のご紹介
https://calldoctor.jp/news/article/50/
・「オンライン診療、どうやって診てもらうの?」受診の際のポイントを医師が解説
https://calldoctor.jp/news/article/71/
・オンライン診療でのお薬の受け取り方
https://calldoctor.jp/news/article/177/
・インフルエンザはまだまだ流行中!検査キットもご利用ください
https://calldoctor.jp/news/article/672/
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