2026.02.26
ドクター通信

インフルエンザB型が大流行!熱がなくてもご注意を

今シーズンは例年にないインフルエンザB型が大流行を見せています。
例年インフルエンザは12月末〜1月頃に本格的な流行が始まりますが、今シーズンは2025年11月下旬という異例の早さで患者数が急増し、全国39都道府県以上が「警報レベル」を超える大流行となりました。
そして注A型の流行が落ち着いてきた2026年1月以降、今度はB型が急増しています。ここまで大きなB型の流行が起きるのは非常に珍しいことです。

発見が難しいインフルエンザB型
インフルエンザというと、突然の39〜40℃の高熱をイメージする方が多いと思います。確かにA型ではそのような経過をたどることが多いのですが、B型は発熱の程度が軽いケースが少なくありません。
今シーズン診察にあたっている医師たちからも、「B型と診断したがに熱は37度台だった」「むしろだるさや食欲不振が先行して、高熱にはならなかった」という報告が多く聞かれます。

「熱がないからインフルじゃない」と思い込んでしまうことが、B型を見逃す最大の原因のひとつです。
また、インフルエンザの典型症状とされる関節痛・筋肉痛・強い頭痛なども、B型では目立たないことがあります。結果として、「ちょっと体がだるいだけ」「なんとなく食欲がない」と感じながら数日過ごしてしまい、その間に家族や職場に感染を広げてしまうケースが問題になっています。

注意したい症状
以下のような症状がある場合には休息をとって様子を見るか、医師に相談してみましょう。

・高熱はないが、だるさ・倦怠感が数日続く
・食欲不振・微熱程度で「なんとなく体調が悪い」感じ
・お腹の症状(吐き気・腹痛・下痢)が目立つ
・家族や周囲がインフルエンザ感染症と診断された

インフルエンザB型の経過・治療
通常のウイルス感染症に比較して、インフルエンザB型は症状がだらだらと長引く傾向があります。一度熱や腹痛などの症状が落ち着いてもまた悪化するという2峰性の経過を辿ることも珍しくありません。

以上のように、B型は症状がジワジワと始まるため、発症のタイミングが判断しにくいという特徴があります。抗インフルエンザ薬は原則として発症後48時間以内の投与が推奨されますが、重症化リスクがある場合や症状が長引く場合は、48時間を経過していても投与を検討することもあります。

今シーズンA型に罹患した方も、B型にはかかる可能性がありますので気をつけましょう。そのためにも流行期は手洗いうがいをしっかり行い、大切なイベントなど控えている場合はマスク着用も有用です。

解説者:小児科専門医 みてねコールドクター小児医療アドバイザー 風間尚子先生

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