2026.05.15
病気知識

夏本番前に!『暑熱順化』で熱中症に負けない体づくり

まだ5月中旬ですが、暑さは少しずつ夏に近づいています。東京都心でも5月前半から最高気温25℃以上の日が続き、だんだんと汗ばむ日が増えてきました。
子どもたちは外で元気に遊び回る季節ですが、暑くなる時期に心配なのが熱中症です。本格的な夏を迎える前に、親子で暑さに負けない体づくりを始めませんか?その鍵となるのが「暑熱順化(しょねつじゅんか)」です。

暑熱順化とは

暑熱順化とは、体が徐々に暑さに慣れていくことをいいます。 暑い日が続くと、私たちの体は自然と暑さに適応しようとします。この適応が進むと、効率よく汗をかけるようになったり、体温調節がスムーズになったりして、暑い環境でも体温が上がりにくくなるのです。

なぜ子どもに暑熱順化が必要なの?

子どもは大人に比べて体温調節機能が未熟です。 汗をかく機能も十分に発達しておらず、暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかったり、体の熱をうまく外に逃がせなかったりするため、大人よりも熱中症になりやすい傾向があります。
  
また、子どもは身長が低く、地面からの照り返しの影響を大人よりも強く受けてしまいます。 遊びに夢中になると、のどの渇きや体調の変化に気づきにくいことも。 だからこそ、夏の暑さが本格化する前に、親子で意識して暑さに慣れる「暑熱順化」に取り組むことが、熱中症予防のためにとても大切なのです。

おうちでできる!暑熱順化のすすめ

暑熱順化は、特別なトレーニングが必要なわけではありません。日常生活の中で、以下のようなことをすると、汗をかくことに体が慣れていきます。

⭐️少し汗ばむくらいの運動、遊び
・涼しい時間帯での公園遊び、お散歩(15分〜30分、週に5日程度)
・天気が悪い日や暑すぎる日は、室内でできる体操やストレッチ(30分程度、週5日~毎日)

⭐️湯船に浸かる習慣
・ ぬるめのお湯で湯船にゆっくり浸かる(2日に1回程度)。

汗をかくことは大切ですが、それと同時に失われた水分を補給することも非常に重要です。のどが渇く前に、こまめに水分をとるように心がけましょう。 たくさん汗をかいた時は、水だけでなく、塩分も一緒に補給できるスポーツドリンクなどを活用するのも良いでしょう。

暑熱順化はいつから始める?

暑熱順化には、個人差がありますが、一般的に数日から2週間程度かかると言われています。 子どもは大人の1.5~2倍の時間がかかるとも。本格的な暑さが始まる前の、少し汗ばむ陽気になってきた頃から意識して始めるのがおすすめです。
ただし、一度暑熱順化ができても、数日間涼しい環境で過ごすとその効果は薄れてしまうことがあります。 梅雨の時期など、比較的涼しい日が続いた後で急に暑くなるタイミングでは、熱中症に注意しましょう。

暑熱順化を行う上での注意点

夏を元気に過ごすためにぜひ取り組みたい暑熱順化ですが、無理は禁物です。気温や湿度、体調に応じて無理なく取り組みましょう。また、活動の合間には必ず休憩をとり、水分と塩分を適切に補給しましょう。体を動かした時に熱がこもらないように、吸湿性や通気性の良い素材の服をきて、暑ければ薄着にするという工夫もしましょう。

今の時期は、夏の暑さに負けない丈夫な体を作るための大切な準備です。本格的な夏が来る前に、親子で楽しく取り組み、元気に夏を乗り切りましょう!
もし、お子さんの体調で気になることや、熱中症が疑われるような症状が見られた場合は、早めに医療機関にご相談ください。「みてねコールドクター」では、夜間や休日でもオンラインで医師の診察を受けることができます。 いざという時のために、ぜひ覚えておいてくださいね。

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